■フランス・フィンランド出張（6 月15日～20日）

＜フランス＞

2 年に一度、フランスのル・ブルジェ空港で行われる、世界最大級の航空宇宙イベント「パリ・エアショー」。今年は 6 月16日から22日まで開催され、ショーに参加し、フランス政府関係者ならびに防衛関連企業との意見交換を行うために、まずはフランスに向かいました。開会式にはバイル首相もお見えになり、私もご挨拶をさせていただきました。日本でも採用しているロッキード・マーティン社の F35を含むデモフライトでエアショーの幕は切って落とされました。ここはまさに防衛装備品の国際的な商談の場であり、世界中から国防、外交、経済、軍関係者が一堂に会するイベントの場です。この日と翌日の 2 日間にわたって、各国各社のシャレーに伺い、日本としての取り組みを説明し、今後の連携に関して煮詰めてまいります。実際、フランス上院の外交安全保障委員会のメンバーとも懇談の機会を持つことができました。そして、フランス滞在最終日の夜には、ルコルニュ軍事大臣主催のレセプションにお招きいただき、大臣公邸に伺いました。そこでほかにも同国軍事省装備局長長官や陸海空の参謀総長、オーストラリアのディープル国防副次官ともお目にかかることができ、貴重な意見交換の場となりました。